過去の人事評価データにもスムーズにアクセス可能。人財育成のため、人事情報を活かし今後の課題を可視化。
- 画面変遷やデータのリロードなど動作が遅い
- 人事異動の際、部署と人事情報の紐付け作業に手間がかかった
- タブレットなどのモバイルデバイスからは操作ができなかった
- 社員の過去の人事評価や実績、研修受講履歴が一元管理できなかった
- 費用対効果が高くコスト削減が実現
- 過去の人事評価・実績と研修受講履歴の一元管理ができる
- リロード時間がゼロ
- タブレットなどモバイルデバイスでのシステム操作が可能
- 導入後のサポート体制が献身的かつ丁寧
- リロード時間がゼロになり、業務効率の向上が実現
- モバイルやタブレットで操作ができるため外出時もスキマ時間を活用して評価業務が可能
- 過去の人事評価や研修受講履歴の一元管理が可能になり工数削減
- 過去の人事評価を人材育成に活かし社員の成長課題を可視化
- 人事担当者でのシステムカスタマイズが可能となったため、操作性が改善
1926年創業、”未来を照らすあかり創り”をテーマに、住宅用・店舗用など照明器具全般の製造及び販売をしているLED照明のリーディングカンパニーです。営業拠点は全国40ヶ所と、広く展開しています。社是「三笑三栄」を掲げ、お客様、仕入先様および社員の共存、共栄を希求し、広く社会に貢献することをモットーに、『競(成果主義)と和(努力・協調性・誠実性)』の考え方を人財育成の軸としています。社員の評価制度はこの考え方を基に設計・実施しており、大きな成果を上げる社員を評価するとともに、努力・協調性・誠実性も併せて高く評価しています。
以前は他社の人事評価システムを使われていましたが、不便さを感じ今回「One人事[タレントマネジメント]」(以下、「One人事」)を導入いただきました。導入するまでの過程と導入後の変化について、大光電機株式会社 総務部で人事業務をご担当されている宮原さま、川端さまにお話を伺いました。
“強み”や”個性”を存分に活かして働いて欲しい
人財育成にどのように取り組まれていますか?
宮原さま:当社は以前から人財育成に力を入れています。会社の一番の資産は”人”ですからね。人が育つことが会社の成長につながると考えています。入社後、さまざまな段階で先輩社員が仕事への取り組み方や実務を教える研修制度や照明コンサルタントなどの資格取得を支援する制度など人を育てるためのさまざまな制度を設けています。また、新製品情報についての学びを得る社内勉強会や、外部研修会へ積極的に参加できるような環境を整えており、社員ひとりひとりの成長を会社がバックアップしています。このように、人財育成に力を入れ、会社の一番の資産である”人”が育つ仕組み作りをしています。そして、社員の頑張りを正しく評価する明確な人事制度もあります。社員ひとりひとりの強みや個性などを存分に活かし活躍していただきたいです。
導入前に抱えていた課題を教えてください。
宮原さま:人財育成に取り組む中で、すでに別のオンプレミス型フルスクラッチの人事評価システムを導入し運用していましたが、現場からは「システムの動きが遅い」「過去の評価実績を確認するのに時間がかかる」などの声があがっていました。そこで、もっと当社の人財育成プログラムをアシストしてくれるようなクラウドサービスがあるのではと思い、新しいシステムを探し始めました。
川端さま:当社は上期分(4〜9月分)の評価を10月にするのですが、下期に上期分のマスタ修正が発生した場合、システムのカレンダーを変更し大元のマスタを修正するという作業が必要でした。そのため、誰もシステムを触らない時間帯である就業前の朝早い時間や終業後の夜遅い時間にマスタの調整作業が発生し、大変苦労しました。また、この作業はリスクが高いこともあり私一人で対応していたため時間も要し不便さを感じていました。
決め手はサクサク動く操作性。そのうえ、コストダウンも実現!
数多くある製品の中から「One人事」を選んでいただいたポイントは?
宮原さま:製品比較サイトで人事評価システムを探して資料請求ボタンを押すと20社以上の会社からメールが届いてしまい大変でした!(笑)その中から6社まで絞り、入力のし易さ(モバイル対応可能か)・評価結果の集計機能・評価者と被評価者でデータをやりとりする際のワークフローシステム・アフターフォローの期待度などの観点から比較し検討をしました。その中で一番、費用対効果が高いと感じ選んだのが「One人事」でした。また、当時のOne人事の営業担当の方が親身に対応してくださり何を聞いても何とか応えようとする一生懸命な姿も印象が良かったです。導入決定後も、初期設定作業時にカスタマーサクセス部の方に献身的に対応いただき感動しました。満足度がとても高いです。
ボタンひとつで過去の人事評価を確認することができ、人財育成の計画が立てやすくなった
「One人事」を導入してからの効果・成果はいかがでしたか?
川端さま:導入後は、私でないと大元のマスタを触れない、把握できないという環境が改善し担当者がいつでも対応できるようになりました。大幅に業務効率が改善され、朝早い時間や夜遅い時間にシステムの調整をするという状況がなくなり睡眠時間を増やすことができました(笑)。
「One人事」は外出先からもPCだけではなくタブレットなどのモバイルデバイスでシステムを操作できる点も便利です!以前、利用していたシステムは外出先からシステムを触ろうとすると、VPNに繋ぐ必要があるうえにデータが壊れていて見えない、リロードに時間がかかり画面の切り替えに手間がかかるなど不便さを感じており、現場からは「使いづらい」との声も。外出している社員も多いので、社内にいないとシステムがうまく使えないという状況には大変困っていました。外出先のスキマ時間で考評作業をしたいと思っていてもできなかったんです。
また、以前利用していたシステムはその期ごとにデータが保存されていたため、組織体制が変わると、自分の新しい部下が今までどのような研修を受けて評価をされていたか履歴が見えず、今後の人材育成計画が立てられない状態でした。「One人事」ではデータベースひとつでどこにいても確認することができ一元管理ができる。人事担当者だけではなく、実際に人事評価をする現場の社員にとっても使いやすいシステムで、とても助かっています。誰がまだ評価作業をしていないかも一発で確認することができる点も人事担当者にとってはありがたいです。一つ一つの作業にかける時間が大幅に削減されました。現場からも「入力する際のストレスが無くなった」「過去の実績を参照する作業にかかる時間が短くなった」と好評です。
宮原さま:「One人事」を導入して、ボタンひとつで社員の研修受講履歴や過去の人事評価を確認することができるようになると、その社員が成長するために本人がどのような課題をクリアしていかなければいけないかが見えてくるんです。会社としても、社員ひとりひとりに合わせた育成プログラムを考えることができますよね。
「One人事」を使い、マネジメント層と現場、上下をつなぐコミュニケーションを密に取りたい
今後、「One 人事」に期待することは?
宮原さま:今後は、1on1なども研究しマネジメント層(上司)と現場(部下)のコミュニケーションを密にし、成長を見守りながらも社員本人がシステムのマイページを確認して、「このような研修を受けたんだな。次はこのような研修を受けて成長していけば良いのか!」と自分の目指す姿や方向がわかるようにできると良いなと思っています。上司もきっと「次はこのような研修を受けてもらい成長して欲しい」と人財育成の方向性がわかるようになると思います。ひとりひとりがどのように成長していけば良いか、今後の方向性が上司と部下で共有できるようになる。「One人事」を活用する中で人材が成長していく姿が可視化できれば良いなと期待しています。上司が育てたい方向性と本人が目指したい方向性をマッチングさせる、そのような上司と部下のコミュニケーションがさらに増えると嬉しいですね。定期的な人事評価を社員ひとりひとりの成長につなげるために、「One人事」を活用しつくしたいと考えています!
業務の効率化が進んだだけではなく、人財育成について支援ができていること、嬉しく思います!また、人事ご担当者の人財育成にかける温かな想いに感激しました。引き続きOne人事がご支援できるよう改善を進めてまいります。貴重なお話をありがとうございました!
※本記事の掲載内容は取材当時のものです。